■19-20 3学期 NET通信実技コース 講評
京都アートスクール
artschool of kyoto
■提出作品の一覧
N-1001
N-2001
N-2002
N-2005
N-2006
N-2008
■総評
鉛筆デッサンに関しては、全体的に仕事量の多い作品がたくさんありました。一つの課題に集中し、制作できていると感じます。 クロッキーに関しても、活きいきとした線を引くことができている作品が多くありました。今回の課題だけでなく、人物や手、建物など日々、クロッキーを続けてほしいと感じています。 全体的な問題点としては、「形」 の表現不足があげられます。モチーフの輪郭線（シルエット）ではなく、物そのものが持っている形（フォルム）の観察と、稜線や構造線を用いた表現がまだまだ足りていない状態です。今回の課題のように、複雑な形をもった物こそ、鉛筆を用いてどのように表現することができるのか探究する必要があります。たくさん線を引き、失敗を繰り返す中でしか身につかない技術です。面と面の変わり目を線で表現することを意識し続けながら、制作してください。
担当：原田 昌典