消しゴムの使い方
鉛筆デッサンでは、主にプラスチック消しゴムと、練り消しゴムの2種類を用います。
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●練り消しゴムの使い方 |
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大きな面を消す。
先ず練り消しゴムを円柱状にし、転がすように消す。
ある程度鉛筆がとれたら、紙の目を傷めないように
消してゆく。
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細部を消す。
実際は消してゆくのですが、「白で描いている」という意識で用いる。
練りゴムを細く尖らして使う。
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その他の使い方
モチーフの質感により、叩くように用いることもある。
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●プラスチック消しゴムの使い方。
形をシャープに整える。幾何形態的なモチーフのアウトラインは、
鉛筆での描く行為のみでは、決定できません。鉛筆で描いてみて、
はみ出たラインをプラスチック消しゴムで整える、この行為の
繰り返しで、形態がシャープで正確に決定されます。
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プラスチック消しゴムの角を用いる。
角が丸くなってきたら、思いきってカッターで切断してやる。そうして
シャープなエッジにすると、細部が鋭く表現できる。
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細部を消す。
この場合も、「白で描いている」という意識で用いる。練り消しゴムよりも硬度があるので、よりはっきりした白を出すことができる。 |
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