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構造としての軸 |
動物を見ると、その表面の毛皮と、その形により動物であることが認められます。その毛皮の下には筋肉があり、骨があります。この骨が動物の形の軸になっています。
植物、特に葉をみると、真中の太い葉脈を中心に細かな葉脈が広がり、葉の形が形成されています。真中の太い葉脈が葉の軸となっています。リンゴなどの実も、種を中心に実が付いているので、茎から種、さらに花の付いていた後へとつながる線が、リンゴの軸と見ることができます。玉ネギのような球根にもそういった軸を見い出すことができます。多くの植物には、その成長過程の結果として、軸を見い出すことができます。
また、傘や、回転椅子のような人工物にも構造的な必要から、軸が存在する物があります。
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