○明暗法の理解「球にできる明暗」


この状態は、暗闇に白い球体が浮かび、上から光が当たっている状態です。球には大きく分けて、明部、暗部の2つの明暗の階調を見ることが出来ます。

白い球体が、白い台の上に置かれました。上からの光が台にあたり、球に台からの光の照り返しがあたり、球の下に回り込む面はやや明るくなり、明部、暗部、その中間の3つの階調を見ることが出来ます。この3つの調子の幅のことを「トロアトーン」と呼びます。
 どのようなモチーフでも、このトロアトーンを見、描くことで、立体感を表現することが出来ます。

台からの照り返しがよく見えるように、赤い台の上に球を置いてみました。

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